「Googleに載らない」ときに確認する順番|原因の切り分けを5分でYour Site Isn't on Google: What to Check, in Order
「Googleに載らない」には二種類あります。そもそも登録されていない場合と、登録はされていて順位が低い場合です。この切り分けを飛ばして対策を打つと、直らないまま1ヶ月が過ぎます。まず判定して、それから上から順に潰していく手順を並べます。
"We're not on Google" almost always means one of two different problems: the page was never indexed, or it was indexed and sits too far down to find. The fix for one does nothing for the other. Here is how to tell them apart in five minutes, and what to check after that.
目次Contents
「載らない」は2種類ある
「Googleに載らない」とご相談をいただくとき、実際には別々の問題が同じ言葉で呼ばれています。片方はインデックスの問題です。もう片方は順位の問題です。前者はサイトがGoogleのデータベースに登録されていない状態で、後者は登録はされていて検索結果の後ろのほうにいる状態を指します。打つ手はまったく違います。
判定は5分で終わります。Googleの検索窓に site: とドメインを続けて入力してください。site:example.com のように書きます。結果が1件も出ないならインデックスの問題です。ページが出てくるなら順位のほうです。後半から読んでください。
より正確なのはSearch Consoleの「URL検査」です。調べたいURLを貼り付けるだけで、登録の有無とその理由が表示されます。使うには所有権の確認が要ります。DNSにTXTレコードを1行足すか、指定のHTMLファイルをサーバーに置くかのどちらかです。まだ登録していないなら、原因を探す前にここから始めてください。
インデックスされていないときは上から順に疑う
登録されない原因は、多い順に並べるとだいたい決まっています。上から確認してください。ひとつずつは数分で終わる作業ばかりで、半日かける必要はありません。
- noindex が残っていないか
- robots.txt で止めていないか
- canonical が別のURLを指していないか
- Basic認証がステージングのまま残っていないか
- sitemap.xml を送信したか
- 公開してから何日経ったか
いちばん多いのはnoindexの消し忘れです。制作中は検索に出したくないので、noindex を指定したmetaタグを入れて作業します。公開のときに外し忘れると、サイトは見えているのに検索には出ません。ページのソースを開いて noindex で文字列検索するか、URL検査の結果を読めば分かります。WordPressなら管理画面の設定にある検索避けのチェックボックスも同じ働きをします。
次にrobots.txtを見ます。ブラウザでドメインの直後に /robots.txt と付ければ誰でも読めます。Disallow: / と書かれていればサイト全体が巡回されません。ここで厄介なのは、robots.txtで止めるとnoindexも読まれないという点です。両方を同時に指定している場合は、robots.txtの制限を先に外してください。
3つ目はcanonicalです。canonicalが別のURLを指していると、Googleはそちらを正規版として扱ってこのページを落とします。テンプレートを複製して作ったページで起きやすい事故です。私も以前、別サイトのURLがcanonicalに残ったまま公開しかけたことがあります。headの中は1行ずつ目で追ってください。
残りの3つは短く済みます。ステージング環境に掛けたBasic認証が本番に残っていると、Googleは中身を読めません。sitemap.xmlはSearch Consoleのサイトマップ欄から送信します。送信しなくても登録はされますが、ページ数が多いサイトほど効きます。そして公開直後なら、単に待ち時間の可能性があります。新しいドメインが検索結果に出そろうまで、数日から数週間かかることは珍しくありません。
もうひとつ、JavaScriptでしか本文が出ないページは登録が遅れます。ソースを表示して本文の文字列が見当たらないなら、サーバー側で書き出す形に変えたほうが安全です。
登録されているのに順位が低いとき
site: 検索でページが出てくるなら、技術的な遮断はありません。ここから先は中身の勝負です。上がらない理由は3つに集約されます。
ひとつ目は、そのキーワードで戦う相手が強すぎる場合です。「大阪 ホームページ制作」のような語は大手のポータルと制作会社が何年も積み上げています。開設3ヶ月のサイトが正面から並ぶことはまずありません。地名や業種を足して「大阪 中央区 飲食店 ホームページ制作」まで絞ると、検索する人数は減っても問い合わせにつながる確率は上がります。
ふたつ目はページの中身が薄い場合です。200文字しかない会社概要が上位に来ることはありません。読み手が知りたい順に見出しを立てて、具体的な数字と固有名詞を入れてください。
みっつ目はタイトルタグです。ブラウザのタブに出る文言で、検索結果の見出しにもなります。「トップページ」とだけ書かれたタイトルは、内容が伝わらないうえにクリックもされません。ページごとに違う文言を入れて、全角30文字前後を目安に収めてください。
順位が動くには時間が要ります。公開してから3ヶ月は、順位よりも掲載されたページ数とクリック数を見てください。Search Consoleの「検索パフォーマンス」に表示回数とクリック数が出ます。表示回数が伸びているなら、順位が低くても方向は合っています。
症状別の確認場所と原因
ここまでを1枚にまとめます。上の行から順に見ていくと無駄がありません。
| 症状 | 確認する場所 | よくある原因 |
|---|---|---|
| site: 検索で1件も出ない | ページのソース/URL検査 | noindexの消し忘れ |
| 一部のページだけ出ない | /robots.txt | Disallowの書きすぎ |
| 別のページが代わりに出る | headのcanonical | 複製したときの指定ミス |
| 誰もページを開けない | サーバーの設定 | Basic認証の外し忘れ |
| 公開から2週間以内 | URL検査の登録状況 | 単なる待ち時間 |
| 出るが2ページ目より後ろ | 検索パフォーマンス | 競合の強さとタイトル |
※URL検査には「登録をリクエスト」というボタンがあります。順番待ちなので連打しても早くなりません。原因を直してから1回押せば十分です。
まとめ
載っていないと気づいたら、site: 検索で2種類のどちらかをまず判定してください。登録されていないならnoindex・robots.txt・canonical・Basic認証の順に見ます。原因の大半はこの4つのどれかです。登録はされていて順位が低いだけなら、直すのは技術ではなくページの中身です。公開から3ヶ月は表示回数の推移だけを見て、判断はそのあとで下してください。
Two problems, one complaint
Search for site:yourdomain.com on Google. Nothing at all means you are not in the index, and that is a technical problem with a short list of causes. Pages showing up means you are indexed and simply ranking below where anyone looks, which is a content problem instead. Search Console's URL Inspection tool tells you the same thing with more detail, and it will name the reason a page was skipped.
If you were never indexed
Check these in order, because the first two account for most cases. A leftover noindex tag from the build. A Disallow: / line in your robots.txt, which also stops Google from ever reading that noindex. A canonical tag still pointing at the template you copied. Basic auth left on from staging. Then the boring ones: no sitemap submitted, or a brand new domain that simply needs a few days to a few weeks.
If you're indexed but buried
Three usual causes. The keyword is too competitive for a site this young, so narrow it with a district or an industry until the phrase matches what a buyer would actually type. The page is thin — a 200-word company profile will not outrank anything. Or every page shares one vague title tag, which costs you the click even when you do appear.
What the first month looks like
Rankings move slowly, so for the first three months I watch impressions rather than position. Search Console's Performance report shows impressions and clicks per query. Rising impressions mean the site is being understood, even while the average position still looks bad. That is the number worth reporting to a client in month one.