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日英バイリンガルサイトの費用と工程|見積もりの内訳と公開までの日数What a Bilingual JA/EN Website Costs, and How It Gets Built

Bridge Web Design / Hugo Onishi / 2026.09

日英のサイトで増える費用は、翻訳の分量では決まりません。時間を食うのは英語で読まれる前提の原稿を書き起こす作業と、二つの言語で崩れないレイアウトの調整です。この記事では見積もりの内訳を4つに割り、公開までの工程を順に開けていきます。金額と工期の目安は後半の表に。

Adding English to a Japanese site is not priced by word count. The hours go into writing English copy from scratch and into making one layout survive two languages. Here is the cost breakdown, the build order, and the published figures at the end.

目次Contents
  1. 英語ページの追加費は翻訳代で決まらない
  2. 見積もりは4つの箱に割って聞く
  3. 1. 英語の原稿
  4. 2. 二言語ぶんのデザイン調整
  5. 3. 実装(切り替えとURL)
  6. 4. 公開後の更新
  7. 後から足す英語版がいちばん高くつく
  8. 公開までの日数は並走できるかで決まる
  9. 費用と工期の目安
  10. まとめ
  1. Where the money actually goes
  2. Ask for four numbers
  3. Bolting English on later costs more
  4. Run both languages in parallel

英語ページの追加費は翻訳代で決まらない

日英の二言語サイトを見積もると、英語ぶんの費用が「翻訳費」という一行にまとめられて出てくることがあります。作業の中身を知っていると、この一行はかなり乱暴です。時間を食うのは訳す作業そのものよりも、英語で読まれる前提の原稿を書き起こす時間のほうです。日本語の会社案内には、読み手が業界の常識を共有している前提で省かれた情報がたくさんあります。所在地の説明も対応できる範囲も、日本語の読み手なら行間で補ってくれます。英語で同じ文を出すと、読み手はそこで止まります。この差を埋めるのが英語版の主な仕事です。

必要なのは訳文ではなく、英語で書き起こした原稿です。見出しの語順が変わることもあれば、段落ごと順番を入れ替えたほうが伝わる場合もあります。

文字数も動きます。同じ内容を英語にすると行の長さが変わるので、ボタンやカードの幅は二つの言語で検証しないと崩れます。Bridge Web Designが公開している多言語対応の追加費は3万円から8万円で、工期は日本語版に1〜2週間を足す形です(2026年9月時点の公開情報)。

見積もりは4つの箱に割って聞く

総額だけを見て高いか安いかを判断するのは難しいです。英語ぶんの費用を次の4つに割って出してもらうと、会社ごとの差がどこにあるのかが見えます。

1. 英語の原稿

ネイティブが読んで自然に流れる文にするための執筆と監修です。日本語原稿をそのまま渡して見積もる会社と、ヒアリングからやり直す会社では単価が変わります。安いほうは機械翻訳の後編集で済ませている場合もあるので、誰がその英語を書くのかを必ず聞いてください。

2. 二言語ぶんのデザイン調整

英文は日本語より行が伸びます。ナビゲーションの項目名やボタンのラベルが2行に折り返す箇所を洗い出して、崩れない幅に直す作業がここに入ります。ページ数が増えるほど比例して増える工数です。

3. 実装(切り替えとURL)

言語切り替えの仕組みとURLの設計、そしてhreflangタグの設定がこの箱です。英語版を /en/ の下に置くのかサブドメインに分けるのかは、後から変えると検索エンジンの評価を積み直すことになります。最初の1時間で決めてしまうべき項目です。

4. 公開後の更新

日本語だけ更新されて英語が半年前のまま残るのは、二言語サイトでいちばん多い壊れ方です。月額の保守に英語ページの更新を含めるかどうかで、契約後の手間がまるで変わります。Bridge Web Designが公開している保守・管理は月額1万円から3万円の範囲です(2026年9月時点の公開情報)。

後から足す英語版がいちばん高くつく

日本語サイトを作り終えてから英語を足す進め方は、予算を分割できて安全に見えます。実際には割高になりやすいです。理由は3つあります。

第一に、レイアウトを二度触ることになります。英文が入って崩れた箇所を直す作業は、最初から二言語で組んでいれば発生しません。第二に、URL設計をやり直す可能性が出てきます。完成した構造に英語版を後付けすると、リダイレクトの設定や内部リンクの張り替えが芋づる式についてきます。第三に、原稿を書く人が日本語版の議論を忘れています。ヒアリングの記憶が新しいうちに両方書くほうが、往復の回数は減ります。

※すでに日本語サイトが動いていて英語版だけを足したい場合もあります。その判断の分かれ目は、いまのURL構造を変えずに /en/ を足せるかどうかです。

公開までの日数は並走できるかで決まる

工期を縮める方法はひとつです。日本語と英語を同じ工程の中に並べて進めます。順番に作ると素直な足し算になりますが、並走させれば重なる部分をまとめて片づけられます。

実際の進み方を書きます。最初の週にヒアリングと構成をやり、この時点で英語版に載せる範囲も決めます。全ページを英語にするのか、問い合わせにつながる3ページだけにするのかという判断です。次に日本語と英語の原稿を同時に書き、そのままデザインと実装に入ります。組み上がったら二つの言語で全ページを開いて、折り返しの崩れとリンク切れを見ます。最後にhreflangとサイトマップを確認して公開します。

公開されている工期の目安ではLPが1〜2週間でコーポレートサイトが2〜4週間、二言語対応でここに1〜2週間が乗ります。原稿の戻りが早い案件ほど短く終わります。英語表記の会社概要と写真を先に用意しておくと、待ち時間はほぼ消えます。

費用と工期の目安

ここまでの数字を1枚にまとめます。いずれもBridge Web Designが公開している金額で、業界全体の相場ではありません。見積もりを取るときの比較の軸として使ってください。

項目費用の目安工期の目安
LP(ランディングページ)¥50,000〜¥150,0001〜2週間
コーポレートサイト¥150,000〜¥400,0002〜4週間
多言語(英語)対応の追加¥30,000〜¥80,000+1〜2週間
保守・管理(月額)¥10,000〜¥30,000/月継続

※2026年9月時点で bridgewebdesign.jp に公開されている目安です。内容とページ数で変わります。ドメインとサーバーの費用は別に年額でかかります。

まとめ

英語版の費用は翻訳の分量よりも、どこまで英語で書き起こすかで決まります。全ページを英語にする必要はありません。問い合わせにつながる3ページだけという判断も十分に成り立ちます。見積もりを取るときは原稿・デザイン調整・実装・更新体制の4つに割って聞いてください。数字の意味はそこで初めて見えます。

Where the money actually goes

Most quotes bury the English side in a single line item called translation. The work is somewhere else. A Japanese company page leaves out what Japanese readers already supply themselves — where you are, what you actually take on, how far your service reaches — and an English reader stops at exactly those gaps. Closing them is writing, not translating. Line lengths shift too, so buttons and cards have to be checked in both languages before launch.

Ask for four numbers

Split the English budget into copy, layout adjustment for two languages, implementation (language switch, URL structure, hreflang), and post-launch updates. Bridge Web Design publishes ¥30,000–¥80,000 and one to two extra weeks for the bilingual add-on, on top of ¥50,000–¥150,000 for a landing page or ¥150,000–¥400,000 for a corporate site, with maintenance at ¥10,000–¥30,000 a month (published figures, September 2026). Ask who writes the English. A low number often means post-edited machine output.

Bolting English on later costs more

Three reasons. You touch the layout twice, you may have to rebuild the URL structure along with its redirects and internal links, and whoever writes the copy has by then forgotten the conversation behind the Japanese version. Decide /en/ versus a subdomain in the first hour of the project, because changing it later means rebuilding your search history from scratch.

Run both languages in parallel

Week one is the interview and the structure, including which pages get an English version at all: three pages that lead to enquiries often beat a full mirror of the site. Both languages then get written together, designed together, and opened side by side on every page before launch. Have your English company details and your photos ready, and most of the waiting time disappears.

伝わるサイト、つくります。From Osaka, to the world.

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